昨夜7月9日のレザールでのライブは、菅野より30歳ぐらいお若い中村健吾(b)奥平真吾(d)との初組合せのピアノトリオ。実力者の中村、奥平両氏とのトリオがどんな演奏になるのかとミュージシアン、ファンで満席の大盛況でスタートした。
予想をはるかに超えて3人のコラボレーションはお見事。2回のステージ及びアンコールに応えての2曲のすべてに熱演を展開した。2曲目は「月の沙漠」。クラシカルなタッチで始まったピアノが徐々に陰影を描き砂漠の情景がうかぶ。つづいてメロディラインをくっきりさせたベースのソロが始まる。最初の2曲で全員がこのトリオのとりこになった。菅野の知らない曲では、最初のコーラス中に中村氏からコード進行を口伝えで教わり弾いてしまう曲芸も。白眉は、3人が名人芸を次々披露しあった「キャラバン」。会場はもりあがり、さらにもりあがり熱狂のるつぼと化し、拍手がなりやまない。
省みれば、この組合せを推進した、レザールのママの前岡さんの眼力は大したもの。スケジュールを調整して実現にこぎつけていただいた前岡ママに万歳である。